田中刑事の使用楽曲の裏側、踊れないといわれた曲で踊る?

世界選手権2017にも出場している田中刑事選手ですが、素敵な曲で滑っているなぁと思った人も多いと思います。
今日は2016/2017年シーズンに田中刑事選手滑っている使用楽曲について、まとめてみました。

 

 

実は2017年3月30日に使用した楽曲は「踊れない」と言われた曲なんです。
これが一体どういうことなのか。
しっかり解説していきますよ。

 

 

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田中刑事使用楽曲2017ショートプログラム

田中刑事選手がショートプログラムで滑っている使用楽曲はブエノスアイレスの春です。
作曲はアストル・ピアソラです。

 

 

ブエノスアイレスの春

これはブエノスアイレスの四季という作品のなかの1つです。
ブエノスアイレスの春があるということは、ブエノスアイレスの夏もありますし、秋も冬もあるのです。

 

 

なんとブエノスアイレスの四季のなかで1番最初に作られたのは春ではなく夏だったのです。
結構驚きました。
なんとなく順番的に春のような気がしませんか?

 

 

芸林記者
僕なら春夏秋冬とそのまま順番にかいてしまうと思います。
きっと天才は何かが違うんですね。

 

 

夏から作曲されたあとは、秋、冬、春と順番に作られたようですよ。

 

 

能海編集長
そういえば高橋大輔さんはブエノスアイレスの冬を滑っていたわよね。
あれも情熱的で興奮していたわ。
あの頃はまだ私も若かったわねえ。

 

 

アストル・ピアソラ

アストル・ピアソラはタンゴの革命児とまで言われてた天才作曲家です。
タンゴを元とし、クラシックとジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を生み出した人です。

 

 

皆が知っているような有名なタンゴは、ほとんどピアソラが作曲しているんです。
もちろんタンゴの革命児とまで言われているので出身はアルゼンチン。
タンゴの国、情熱の国ですね。

 

 

おそらくピアソラがいなければ、これほどまでタンゴの音楽が世界に広がることはなかったでしょう。
私たちがタンゴの音楽やリズムを身近に感じられるのも、ピアソラのおかげですね。

 

 

田中刑事が滑るピアソラのブエノスアイレスの春

田中刑事選手がブエノスアイレスの春を滑っているのは今シーズンだけではありません。
2015年のシーズンもこの楽曲を滑っています。
さて、冒頭でお話しした「踊れない」の意味を解説していきたいと思います。

 

 

踊れないの意味って?

このピアソラのタンゴの楽曲は、踊るための伴奏ではなく音楽が主役だといわれています。
だからこそ、この曲が作られた当時、踊れないタンゴといわれていたそうです。
そのくらい当時のタンゴからしたら斬新な曲だったんですね。
踊れない、と言うのは作曲者の意図と、当時の時代背景があってのことだったようです。

 

 

しかし、田中刑事選手の滑るスケートは素晴らしく美しいタンゴにまとまっていますよね。
踊るものとしてのタンゴを革命したピアソラですが、実際に踊れないわけではありません。
体が勝手に動くような情熱的なメロディが印象的に感じます。

 

 

そして田中刑事選手の大きな体でその情熱的なものを実際に表現できていると思います。
2シーズン続けてこのピアソラのブエノスアイレスの春を使用楽曲としていますので、気に入っている部分もあるのでしょう。
悔しい部分があるからこそ、完成形までもっていきたいと考えているのかもしれませんね。

 

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田中刑事使用楽曲2017フリープログラム

田中刑事選手が2016/2017年のシリーズのフリープログラムでフェデリコ・フェリーニメドレーを滑っています。
作曲はニーノ・ロータです。
田中刑事選手の使用楽曲を見てみましょう。

 

 

フェデリコ・フェリーニメドレー

フェデリコ・フェリーニさんを皆さんご存知ですか?
イタリア生まれの映画監督で、脚本家でもあります。
フェリーニの代表作としては道や崖あたりでしょうか。

 

 

田中刑事選手が使っているのはこのフェリーニが作った作品での曲を組み合わせています。
だからこそメドレーとして1つの作品になっているのでしょうね。

 

 

ニーノ・ロータ

ニーノ・ロータさんはイタリアの作曲家です。
クラシック音楽や映画音楽の分野で活躍されていました。

 

 

芸林記者
いまでいう、久石譲さんみたいな存在かな?

 

 

1951年に当時有名だった映画監督フェデリコ・フェリーニに出会います。
その出会い後のフェデリコ・フェリーニの映画音楽はほとんどニーノ・ロータが担当しています。
気が合ったのか、お互いの才能に惹かれあったのか、よいタッグを組めましたね。

まとめ

田中刑事選手の今シーズンの使用楽曲をまとめました。
フィギュアスケートを見ていても、いろいろな人との出会いが絡み合って、音楽ができているのだなとはなかなか考えません。
しかしこうしてよくよく使用楽曲を見てみると、深い思いや歴史があるのだと思い知らされます。

 

 

素敵な演技の向こうにある音楽の世界の美しさを感じていきたいと思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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